2011年の東日本大震災により、福島県は大きな被害を受けました。地震、津波による物理的な被害に加え、福島第一原発事故や風評被害など、復興への歩みを遅らせる様々な出来事により、自然の脅威が深く県民の心に刻み込まれました。

脚本家・倉本聰氏は、その作品により過剰に進歩した現代文明により損なわれる人の心や、地球規模での環境問題などに様々なアプローチで警鐘を鳴らし続けてきました。2006年には北海道富良野市で「富良野自然塾」を立ち上げ、地球の歴史や森環境の重要性を訴える体験プログラムを展開しております。

2011年以降、倉本氏は福島をたびたび訪れ、その中で感じ取った情感は舞台「ノクターン」で表現され、全国公演を果たし反響を呼びました。

自然と対峙することの重要性で結ばれた福島と倉本氏。倉本氏が創った「富良野自然塾」を福島で開催することは大きな意義を持ち、福島でなければ伝えられない、未来に伝えなければならないことがあると思っております。

時空を超えた演出で、福島に寄り添う舞台「ノクターン」